ネット配信、LINE、VR…自動車各社があの手この手で顧客接点に知恵 (3/3ページ)

「ボルボスタジオ青山」のVRコーナーでは、目の前に広がる大画面で運転支援機能などを疑似体験できる=東京都港区(ボルボ・カー・ジャパン提供)
「ボルボスタジオ青山」のVRコーナーでは、目の前に広がる大画面で運転支援機能などを疑似体験できる=東京都港区(ボルボ・カー・ジャパン提供)【拡大】

 トヨタ自動車も3月に開設した高級車ブランド「レクサス」の発信拠点(同千代田区)を通じ、VRでドライブを体験する機会を提供。ボルボ、トヨタの両施設ともカフェを併設するなど、居心地のいい空間にもこだわった。

 日産によると、来店客の7割以上がネットサーフィンで事前に買う車を絞るという。各社は、消費者の購買行動の変化を踏まえ、顧客との接点を増やす取り組みが必要になっている。