【フジテレビ商品研究所 これは優れモノ】摩擦熱で消え何度でも書き直せる 三菱鉛筆「ユニボール R:E」 (2/4ページ)

三菱鉛筆のこすって消せるボールペン「ユニボールR:E(極細0.38ミリ)」全8色。1本180円(税抜き)
三菱鉛筆のこすって消せるボールペン「ユニボールR:E(極細0.38ミリ)」全8色。1本180円(税抜き)【拡大】

  • 1901年に逓信省(現総務省)に採用された「局用鉛筆」
  • 今年で発売60周年を迎えた高級鉛筆「uni(ユニ)」
  • 三菱鉛筆商品開発部・諏訪俊通氏

 「世界に無二のものを」

 三菱鉛筆は1887(明治20)年、東京の内藤新宿(現在の新宿区内藤町)で、眞崎鉛筆製造所として創業した。現在の社名の「三菱」は、創業者、眞崎仁六の家紋である「三鱗(みつうろこ)」からとったもので、三菱グループとは一切関わりがない。

 眞崎が大量生産に成功した鉛筆は、1901年に当時の逓信省(現総務省)が採用。これを記念し、三菱のマークを03年に商標登録した。三菱財閥よりも、10年も前のことだった。

 三菱鉛筆は、外国製に劣らない高級鉛筆の代名詞として国内市場に浸透すると、大正に入って世界中に輸出されるようになった。

 1958年には高級鉛筆「uni(ユニ)」を発表し、独特のエビ茶とワインレッドをかけ合わせた色柄の鉛筆は、60年にわたるロングセラー商品として定着した。「ユニ」はユニークからとったもので、「『世界に無二のもの』をという当時の開発者の心意気を表しています」(諏訪さん)という。

 同社はユニ発売の翌年、ボールペンの製造を開始する。インクから、「チップ」と呼ばれるペン先の設計まで徹底した商品開発を行い、さまざまなタイプのボールペンを世に送り出してきた。

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