そして、2017年に発売したのが、ノック式のこすって消せるボールペン「ユニボールR:E(0.5ミリ)」。専用の消し具で描線をこすると、摩擦熱で線が消え、鉛筆やシャープペンシルのように何度でも書き直しができる“優れモノ”だ。今年6月には、極細の0.38ミリの商品も発売した。
「開発に約2年ほどかけた自信作です。高品質の鉛筆づくりを新商品にも生かしています」
諏訪さんは、同社のものづくりへのこだわりを語った。
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≪interview 担当者に聞く≫三菱鉛筆商品開発部・諏訪俊通氏
■インクから開発し直し完成まで約2年
--商品名の「R:E」の意味は
「REWRITE(書き直す)」「REPEAT(繰り返す)」の接頭語の「RE」から、消せるボールペンをアピールしている。
消せるというコンセプトの商品は2002年にも発表したが、書かれた文字のインクを紙の繊維ごと削るものだった。10年に出した「ユニボール R:E」の原型となる商品は、インクに改良を加え、こすった摩擦熱で文字が消えるようになった。ただ、厳密には、消えるのではなく見えなくなるだけで、マイナス10℃まで冷やすと文字が現れた。