アルテリア・ネットワークス 自社回線網生かし成長領域深耕 (1/2ページ)

大橋一登アルテリア・ネットワークス取締役(左)と藤本奈美つなぐネットコミュニケーションズ常務執行役員
大橋一登アルテリア・ネットワークス取締役(左)と藤本奈美つなぐネットコミュニケーションズ常務執行役員【拡大】

 通信事業者のアルテリア・ネットワークスが、自社回線を保有している強みを生かした高成長領域の深耕を本格化している。同社は宮城県から大分県までのエリアで光ファイバーの自社回線網を運用。「大都市圏に照準を絞ったエリア構成だが、国内総生産(GDP)ベースで90%をカバーしている。大手キャリアなどに比べ効率的な運用が可能なことから、高品質、高安定、高コストパフォーマンスのサービスを実現できる」(大橋一登取締役)という強みがあるからだ。

 同社はこの強みを生かした3つの事業の柱を据えている。その1つ目の柱、広域ネットワーク(WAN)などを中心とする企業向けのネットワークサービスでは、特に伸びの大きな専用線サービスとインターネット上の仮想プライベート・ネットワーク(VPN)に注力。企業向けの固定ブロードバンド接続サービスでも、拡大する光ファイバーによる直接引き込み「ファイバー・トゥ・ザ・ホーム(FTTH)」を強化している。

 メガキャリアなど競合他社が共有型のサービスを提供する中で、同社は専有型サービスを提供。これが2つ目の柱となっている。他のユーザーの利用状況などによる影響を受けにくい高い通信品質が評価され、契約数が増加。自社回線ならではの差別化が奏功している。

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