広がる「スマホ中毒」対策 IT各社が先導…アプリで時間管理、色彩で見過ぎ防止 (3/3ページ)

iOS12のスクリーンタイム機能
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  • スマホ中毒対策に関するフェイスブックの新機能

 就寝前についついスマホをチェックしてしまうためにかえって寝付きが悪くなる、せっかく眠りかけたのに通知で目が覚めてしまった、というのもよく耳にする話だが、アンドロイド・パイとiOS12はこの点にも配慮している。

 アンドロイドでは新しいおやすみモードを設定すると、スマホの画面を下向きに置くだけで同モードがオンになり、電話やメッセージなどの通知が表示されなくなる。また、あらかじめ設定した就寝時間になると画面全体がグレーに変わり、見る気力が削がれるようになっている。iOS12のおやすみモードでも、ユーザーが設定した就寝時間中はディスプレイが暗くなり、ロック画面の通知が非表示になって、睡眠を妨げない工夫がされている。

 ▽フェイスブックやインスタも時間管理の新機能

 スマホ中毒対策に乗り出したのはグーグルとアップルだけではない。ソーシャル・ネットワーキング・サービスを展開するフェイスブックと傘下のインスタグラムも、利用時間を管理することができる新機能を追加すると発表した。ちなみに筆者がこの記事を執筆している時点では、筆者のフェイスブックやインスタグラムではまだこの機能は使えない。

 フェイスブックによれば、「アクティビティダッシュボード」では、フェイスブックやインスタグラムの平均使用時間が確認でき、「デイリーリマインダー」では事前に設定した使用時間を超えるとリマインダーが送信される。またプッシュ通知をオンにしている場合、一定時間ミュートに設定できるようになる。

 「自分自身で気をつければいいのでは」という声も聞こえてきそうだが、人間は意志が弱いもの(筆者を含め)。新機能に頼って、スマホ依存から抜け出してみよう。(岡真由美/5時から作家塾(R))

 《5時から作家塾(R)》 1999年1月、著者デビュー志願者を支援することを目的に、書籍プロデューサー、ライター、ISEZE_BOOKへの書評寄稿者などから成るグループとして発足。その後、現在の代表である吉田克己の独立・起業に伴い、2002年4月にNPO法人化。現在は、Webサイトのコーナー企画、コンテンツ提供、原稿執筆など、編集ディレクター&ライター集団として活動中。

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