三天被服、女性向け作業服を製造・販売 おしゃれで高機能、現場に笑顔 (1/2ページ)

女性用作業服を手掛ける「三天被服」の東谷麗子社長。動きやすく、おしゃれなデザインが好評だ
女性用作業服を手掛ける「三天被服」の東谷麗子社長。動きやすく、おしゃれなデザインが好評だ【拡大】

 女性の社会進出が進み、さまざまな職場で活躍する女性社員が増えてきた。そんな中、女性向け作業服の製造・販売を手掛けるのが「三天被服」だ。男性用作業服の「動きづらい」「地味なデザイン」といったイメージを払拭し、見た目や使いやすさにこだわった製品作りに取り組んでいる。職場の雰囲気が良くなり、女性社員の士気も上がると好評で、地元企業からの引き合いが増えている。

 オリジナルで製品化

 三天被服は東谷(とうこく)麗子社長が、家業だった作業服の製造・販売事業を受け継ぐ形で創業した。もともとは男性向け作業服を手掛けていたが、東谷社長が営業先の経営者から「女性に合った作業服ができないか」と相談されたのをきっかけに、さまざまな職場を調査した。

 その結果、市販されている女性用作業服の種類が少ないため、サイズの小さい男性用で代用していることなどが分かった。そこでバリエーションを増やし、多くの女性社員が作業服に抱いている「ブカブカ、ごわごわ、重くて動きづらい」「格好が悪い」との不満を解消しようと、2015年に三天被服を立ち上げた。

 当初は既製品の作業服を女性向けにカスタマイズして売り出そうとしたが、「どうしてもデザインや着やすさで無理が出てくる」(東谷社長)と断念。一からデザインを起こし、オリジナル製品を作れるようにコーディネーターや縫製会社と組み、製品化にこぎ着けたという。

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