【生かせ!知財ビジネス】VALUENEXの戦略(上) (2/2ページ)

特許データの俯瞰解析図。読み込み方を学べば誰でも特許や技術の動向を察知でき、独自の分析が可能になる
特許データの俯瞰解析図。読み込み方を学べば誰でも特許や技術の動向を察知でき、独自の分析が可能になる【拡大】

 現在、その能力は100倍以上進化している。中村氏はテックレーダーを「発想支援システム」と呼ぶ。「人間がさまざまな発想をするときに必要な洞察力を高め、刺激するための根拠ある情報を提供するツール」という意味だ。そこには大量のデータを検索、解析し、構造化された情報としてみせるための高度なアルゴリズムが組み込まれている。アルゴリズムとは物事の仕組みをシステムに落としたもので「VNXの真の姿はアルゴリズム開発企業だ」と中村氏は言う。つまり特許データに限らず、世の中にあるあらゆる知的な情報を誰もが分析できるよう、アルゴリズムを開発する企業なのである。(知財情報&戦略システム 中岡浩)