【ワークスタイル最前線】NECソリューションイノベータ 勤怠情報共有化で残業削減 (1/3ページ)

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 生産効率の向上などを目指す働き方改革関連法案が成立し、ワークスタイル改革に取り組む企業がここにきて急増している。ただ、組織内の各従業員の業務負荷が把握できないために、長時間働く従業員がいてもその原因がわからず、対策を取れないケースも多い。こうした状況の克服に向け、勤怠管理などさまざまな支援システムが登場しているが、NECソリューションイノベータ(東京都江東区)が販売している「NEC 働き方改革支援ソリューション」は、従業員の業務情報を見える化、共有化することで、単なる勤怠管理だけではなく、社内のコミュニケーションを円滑にするツールとして活用できるのが最大の特徴だ。今後3年間に50社への導入を目指し、販売に力を入れている。

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 既存の勤怠管理システムは、残業時間や有給取得など、部下の働き方を上司が管理する使われ方をするケースがほとんど。これに対し、同社のソリューションのコンセプトは「残業を楽しく減らしていこう」。プラットフォーム事業本部サービス基盤ソリューション事業部の稲葉圭太マネージャーは「勤怠管理の基本機能のほか、従業員のエンゲージメント(愛着)やコミュニケーションを高める要素を盛り込んだ」と語る。

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