施設型VRでは、「VRヘッドセットの着脱やチュートリアルに人手がかかる。同時プレー人数と同じくらいスタッフが常時必要」といった課題があるが、「オルタランド」では1度VRヘッドセットを装着したら、そのまま幾つものVRアトラクションを連続して体験できるため、面倒を見るスタッフを最小限に抑えられる。ずっとVR空間にいるため、機材や空間を飾り立てる必要もない。VR空間に浸る楽しみを拡大しつつ、コストや運営の面にも配慮した施設型VRの形として、各所に導入を働きかけていく。
バンダイナムコは世界で存在感
幾つものVRを体験できる施設では、バンダイナムコアミューズメント(東京都港区)が東京に「VR ZONE SHINJUKU」、大阪に「VR ZONE OSAKA」を設置して様々なアトラクションを提供している。キャラクターを使ってマンガやアニメーションの世界に入り込めるものもあれば、釣りや激流下りを体験できるものもあって、居ながらにして様々な世界へと連れて行ってくれると好評だ。
バンダイナムコアミューズメントでは、こうしたVR施設の技術やノウハウを海外にも展開する。韓国のHYUNDAI IT&Eがソウルのカンナム駅付近に2018年中のオープンを予定しているVRエンターテインメント施設に、「VR ZONE」などで設置している機器を提供する予定。英国や米国、フィリピンといった地域にも進出を始めており、世界における施設型VR市場で存在感を高めていく。