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他社よりお得 お高い外食ランチを定額で提供する「ミールパル」の戦略とは? (2/3ページ)

 ミールパルを利用するには、まずプランを選択する。「30日で12食」「30日で20食」(注文できるのは平日のみ)の2プランが用意されており、値段は地域によって若干異なるものの、大体6ドル前後となっている。20食のプランのほうが1食あたりのコストがやや安くなる。例えばシカゴなら、12食のプランは1食あたり6.39ドル、20食なら5.99ドルだ。

 プランを決めて申し込んだら、ランチを食べたい日の前日の夕方5時から当日の午前10時半の間に、スマートフォンの専用アプリで予約する。ミールパルとは複数のレストランが契約しており、それぞれの提供するメニューから選ぶことができる。あとはピックアップする時間を設定するだけだ。配達はしてくれないので、設定した時間に自分で直接レストランに行って受け取る必要がある。ただし、ミールパルで注文したと告げれば、列に並ぶ必要はない。

◆値段が均一

 注文するレストランやメニューを毎回自由に選べるにも関わらず、値段は均一というのも魅力的だ。これは配達コストがかからないのと、提携しているレストラン側は、定期契約ゆえにある程度まとまった注文が確保できるからである。他のランチデリバリーサービスの利用には、1食あたり10ドル以上はかかることを考えれば、6ドルでレストランの味を楽しめるのはお得だ。

 2016年に起業したミールパルは、アメリカ国内10都市(ボストン、ブルックリン、シカゴ、デンバー、マイアミ、ニューヨーク市、フィラデルフィア、サンフランシスコ、シアトル、ワシントンDC)でサービスを提供しているほか、ロンドン、マンチェスター(イギリス)、メルボルン、シドニー(オーストラリア)、パリ(フランス)、トロント(カナダ)、そして2018年7月からはシンガポールでもサービスを開始した。今後は他のアジア市場での展開も視野に入れている。現時点ではニューヨーク市とブルックリンでのみ提供しているディナープランも、他の地域へ拡大する計画という。

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