子供服、クローゼット感覚で供出・調達 キャリーオン、リユースサービスを展開 (1/2ページ)

会員から送られてきた子供服の検品=東京都港区
会員から送られてきた子供服の検品=東京都港区【拡大】

 「購入してもすぐに小さくなってしまう」「新品ばかりではもったいない」「身近にあげる人もいない」「リサイクルショップでもお金にならない」…。

 少子化の中で子供服に関する悩みは多い。最近はフリーマーケットやオークションなどで賢くリサイクルする方法もある。ただ、いざそれらを活用するにも、発送作業や先方とのやり取りなどに手間がかかる上、金額や送料などの不満もある。

 ウェブサービス会社のキャリーオンは、こうした問題を解消した子供服専門のリユースサービスを展開している。コンセプトは“ソーシャルクローゼット”。会員はクローゼットのように不要になった子供服を供出し、必要なものを調達できる。

 会員は、不要になった子供服を発送キットにまとめて詰め込み、伝票に記入して送付する。一着ずつ値付けをしたり梱包(こんぽう)・発送をする必要はない。

 発送すると、キャリーオンからポイントやギフト券を受け取る。オークションやフリーマーケットのような入札者とのやり取りは不要だ。ここで得たポイントは、他の会員が送った子供服と交換できる。一方、出展されている子供服は購入も可能。同社の売り上げは、この購入によるものだ。

 現在の会員は3万人弱。会員から1カ月当たり3万~4万点の子供服が送られてくるまでになった。キャリーオンの吉澤健仁社長兼最高経営責任者(CEO)は「今年からは売り上げも伸びてきた。まずは10万人の会員獲得を目指す」という。

 同時に、利用を促す取り組みも加速する。10月17日からは東京都立川市内のショッピングセンター「ららぽーと立川」にポップアップ店舗を出店したのに続き、横浜市内などでも順次同様の取り組みを続ける。

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