経営

「凡人起業」のススメ 35歳で起業、38歳で大企業に売却した私の事例~航海(1) (4/4ページ)

 ◆起業したあとの新たな世界

 起業した会社が2、3年で成長する可能性もあります。そうすると、そこからさらに選択肢が生まれます。

 起業した会社をそのまま経営していく選択と、新規事業を切望している大企業に会社を売却するという選択です。私は、起業した会社を38歳のときに大手通信会社に売却しました。

 つまり、1回目の起業で始めた事業に固執せず、イグジット(売却)して次の“元手づくり”をめざすことが可能です。

 なぜ、私は起業で元手(=お金)づくりをめざすのかというと、人を応援するためです。誰かが挑戦するときに自分が応援することで、自分が世の中の役に立っているという実感がほしいから、人を応援するための元手を作りたいのです。

 起業することで、人を応援できるようにもなるわけです。それがたとえば、エンジェル投資家となって起業をめざす人の手伝いをする、といったことにもつながっていきます。

 次回は、その事例、起業を経て40歳から始めたスタートアップ投資(エンジェル投資)についてお話ししたいと思います。

小原聖誉(おばら・まさしげ)
小原聖誉(おばら・まさしげ) 株式会社StartPoint代表取締役CEO
1977年生まれ。1999年より、スタートアップのキャリアをスタート。その後モバイルコンテンツコンサル会社を経て2013年35歳で起業。のべ400万人以上に利用されるアプリメディアを提供し、16年4月にKDDIグループmedibaにバイアウト。現在はエンジェル投資家として15社に出資し1社上場。
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【ビジネスパーソン大航海時代】は小原聖誉さんが多様な働き方が選択できる「大航海時代」に生きるビジネスパーソンを応援する連載コラムです。次回更新は12月26日の予定。

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