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答えはまったく逆だった…なぜコンビニで「1万円のケーキ」が完売したのか (1/5ページ)

 個食化などでクリスマスを中心とした「催事ケーキ」の市場が縮小している。だが一方でコンビニではクリスマスケーキの売り上げが伸び続けている。このうちローソンでは高価格帯のケーキが好調で、1万円のケーキは完売したという。なぜコンビニでクリスマスケーキが売れるのか。どんな人が買っているのか。大手3社に聞いた--。

 クリスマスケーキの予約注文は増えている

 コンビニのクリスマス商戦が、早くもラストスパートを迎えていた。聖夜を盛り上げるクリスマスケーキのカタログ予約注文が、12月17~19日ごろに終了するからだ。「チキンと合わせてケーキの予約どうですかー」と、店員たちの声も高まっている。

 ただ、クリスマスを中心とした催事ケーキの2017年の市場規模は596億5000万円で前年比97.5%(2017年・富士経済調べ)と、ここのところ縮小傾向にある。世帯人数が減って小さめのケーキが好まれるようになった、ふだんからケーキを食べ慣れた消費者が増えた、“ハレの日需要”が薄れたなど、催事ケーキ市場が縮小した理由はいろいろと考えられる。

 にもかかわらず、「クリスマスケーキの予約注文は伸長しています」と話すのは、セブン‐イレブン(以下セブン)・スイーツ開発担当の櫻井宏子さんだ。ローソンやファミリーマート(以下ファミマ)にも聞いたが、答えは同じだった。

 なぜ逆境の中、コンビニのクリスマスケーキは売れているのか。大手3社が仕掛けた戦略から、クリスマスケーキのトレンドを考察したい。

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