和歌山発 輝く

デュプロ精工 事務機開発・製造に「こだわり」「思い入れ」 (1/4ページ)

 和歌山県北部の紀の川市内に本社を構える「デュプロ精工」は、デジタル印刷機や多機能断裁機などの開発・製造会社だ。「デュプロブランド」として、さまざまな商品を同じ「デュプログループ」の販売網を通じて国内外に送り出している。

 環境展示会で注目

 昨年12月に開催された日本最大級の環境展示会「エコプロ2018」では、小型製紙機「レコティオ」2代目を出展した。

 レコティオは「リサイクル」「エコロジー」「コンティニュー」という3つの英単語を組み合わせた造語。社内公募で選んだ商品名で、リサイクルやエコの観点から紙の命を継続的につないでいくことを使命とし、名付けたという。

 展示会では、何度もプレゼンテーションをして商品の魅力や導入例などを説明。機械内で古紙が再生され、白い紙になって出てくる様子も公開した。環境への貢献に共感も寄せられ、ブースへの来場者は前年対比50%増だったという。

 「再生した紙が繰り返し再生できる。1回再生した紙と10回再生した紙の品質を手と目で比べ、繰り返し再生しても変わらない品質を確認していただけた」と広報担当者。

 会社は1973年に設立された。池田弘樹社長は、大学院の工学研究科で電子工学を専攻した。理系の道に進んだ理由について、「父親から『これからは工業の時代』と勧められたのがきっかけ。モノづくりが好きだし、お客さまに一番近いところだと思っている」と振り返る。

 モノづくりについては「『思い入れ』と『こだわり』が大切」とし、「思い入れがなければいいモノは作れないし、こだわりがなければ“味付け”はできない」と語る。

 池田社長が入社した頃は50人未満だった社員数は現在、200人超までに成長。新工場を増築するなど規模も拡大している。

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