
昨秋の世界マスターズ陸上男子400メートルリレーで金メダルを獲得した朝原宣治さん(左端)、武井壮さん(右端)ら(大阪ガス提供)【拡大】
--大ガス社員としての今後の目標は何ですか
朝原 昨年、社内の僕のチームが運営する陸上クラブとサッカーJ1のセレッソ大阪が提携し、ヤンマースタジアム長居で陸上教室を展開する試みがスタートしました。他の競技と組んで陸上選手を養成できる機会はめったになく、画期的です。競技の垣根を越えた提携は今後も探っていきたいですし、スポーツにこだわりながら大ガスの新たな事業展開につながるようなチャレンジを続けていきたいと思っています。
--一昨年に桐生祥秀(よしひで)選手が日本選手で初めて100メートルで10秒の壁を破ったのをはじめとし、陸上男子短距離界は群雄割拠の時代を迎えています
朝原 どんな競技でも同じですが、一過性のブームで終わらせてはいけませんよね。競技人口を増やし、世界で活躍できるアスリートを増やす好循環に持ち込まなければいけない。僕自身は陸上に限らず、スポーツ全般でそういう手助けができる活動を続けていきたいです。まずは次のマスターズで世界記録を更新できるように頑張ります。
=おわり
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あさはら・のぶはる 昭和47年6月21日、神戸市生まれ。同志社大在学中に国体で陸上男子100メートルの日本記録(当時)を樹立し、大阪ガスに入社。36歳で迎えた2008年北京五輪男子400メートルリレーではアンカーを務め、銀メダルを獲得。昨年は世界マスターズ陸上の400メートルリレーで優勝した。妻は元アーティスティックスイミング選手の奥野史子さん。