【乗るログ】あなたの日常生活にレクサスの小型クロスオーバー「UX」というチョイス (1/3ページ)

  • レクサスの都会派コンパクトクロスオーバー「UX」とレインボーブリッジ
  • 東京・丸の内のオフィス街
  • 銀座中央通り
  • レクサス「UX」と品川の工場群
  • シンプルにまとめられたインテリア。運転席からの見晴らしは良好
  • 本革のフロントシート。試乗を終えても全く疲れを感じなかった
  • 運転席を囲むように仕立てたコンソール
  • 水平基調のインテリア。ダッシュボード上面は和紙がモチーフとなっている
  • ハッチバックスタイルの荷室は浅い
  • L字デイライトと3眼ヘッドランプ
  • ターンシグナルが組み込まれたドアミラー
  • 立体的なフィン形状のL字型リヤコンビランプ
  • ステアリングホイールとメーターパネル
  • ギアシフターと、ナビやオーディオ類を指先で操作できるリモートタッチ
  • スマートフォンは、センターコンソールのトレイ上に置くだけで簡単にワイヤレス充電ができる
  • パワーウインドー操作スイッチ周辺のパネルは、金属の塊を削り出したような素材感を表現している
  • レクサスUXと味の素スタジアム
  • 左右のL字リヤランプを真一文字につないだ翼形状のLEDコンビランプ
  • 武蔵野市の桜並木
  • 東京・丸の内のオフィス街
  • レクサス「UX」とレインボーブリッジ
  • 左右のリヤランプを真一文字につないだ翼形状のLEDコンビランプ
  • しっかりと確保されたレッグスペース。ヘッドクリアランスも拳一つ分の余裕がある
  • サンルーフ越しの桜並木
  • 東京・丸の内のオフィス街


 昨年11月に発売されたレクサスの都会派コンパクトクロスオーバー「UX」。国内では「LX」「RX」「NX」に続く4番目のSUVとしてラインアップされているが、どうやら兄貴分の上位3モデルとは異なる味付けで、単なるスケールダウンにとどまらない独自のポジションを確立しているようだ。今回はハイブリッド車の「250h」に試乗した。(文・写真 大竹信生/SankeiBiz編集部)

 不思議な空間

 レクサスが人気のコンパクトSUV市場にUXを投入した。開発を手掛けたのはトヨタ自動車初の生え抜き女性役員で、レクサス初の女性チーフエンジニアでもある加古慈(かこ・ちか)氏。UXは「アーバン・クロスオーバー」の略の通りシティユースを意識しており、クーペやハッチバックの車高を持ち上げた“SUV風”という位置づけだ。

 基本骨格には小型車向けの「GA-Cプラットフォーム」を採用している。サイズ的には同じ車台を共有するスポーツハッチバック「カローラスポーツ」やコンパクトSUV「C-HR」と近似するが、車高はカローラスポーツ(135ミリ)とC-HR(140ミリ)よりも高い160ミリに設定。ならば上背もあるのかと思いきや、全高はC-HRより10ミリほど低い1540ミリに抑えている。低く構えた流麗なライン、大きく張り出したフェンダーに空力性能を追求したボディ形状も相まって、外観はスポーティーな印象だ。

 実際に乗り込むと、意外にも優れた乗降性で車高の高さを感じさせず、そのまま腰を下ろすとヒップポイントの低さに驚かされる。着座姿勢はハッチバックやセダンに近く、ひざをカクっと折り曲げてシートから見下ろすようなSUV的要素は薄い。メーターフードやダッシュボードの高さを抑えることで良好な視界も確保しており、ボンネットの形状とタイヤ位置が把握しやすいため車両感覚もつかみやすい。

 車高がそこそこ高いのに、全高は低い-。そこはクロスオーバーとしては珍しくないのだが、UXはハッチバック風の平べったいフォルムからは想像できないほどキャビンが広く、開放感に溢れている。もちろん兄貴分のRXやNXの規模ではないが、身長172センチの筆者がリヤシートに座ってもヘッドクリアランスに余裕があり圧迫感は皆無という、なんとも不思議な空間だ。恐らく新プラットフォームの採用によってシートをより低く設置できるようになるなど、キャビンデザインの自由度が広がり、シートの造形や見晴らしの良さなど細部のデザイン面を工夫することで、ここまで高い快適性を実現したのだろうと想像する。試乗後の話になるが、思わずレクサス関係者に「プラットフォームはC-HRと同じですよね?」と再確認してしまったほどだ。

インテリアのどこかに統一感が欲しい