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あなたの日常生活にレクサスの小型クロスオーバー「UX」というチョイス (2/3ページ)

SankeiBiz編集部

 内装に日本らしさ

 インテリアはシンプルで清潔感があり好印象。日本メーカーらしく和の要素も取り込んでおり、ダッシュボード上面には和紙の風合いを再現したオーナメントが広がる。センタークラスターやパワーウインドー操作スイッチ周辺のパネルは、金属の塊を削り出したような素材感を表現。表面を走る無数の細いラインが、日本人の艶やかな黒髪のようだ。

 スマートフォンは、センターコンソールのトレイ上に置くだけで簡単にワイヤレス充電ができる。10.3インチのワイドディスプレイは非常に見やすく便利なのだが、ナビやオーディオ類を指先で操作できるリモートタッチは意図する文字の一つ隣を選択してしまうなど、相変わらずぎこちなさが目立つ。グローブボックスを開閉した時の安っぽい感触も気になってしまった。

 バックドアはハンズフリーに対応。両手が荷物でふさがっていても、リヤバンパーの下に足を出し入れするだけで開閉することができる。ラゲージスペースは浅く、リヤピラーが斜めに寝ていることもありバックドア付近は狭く感じるが、ここはハッチバックスタイルとしての割り切りが必要だ。

 レクサスのインテリアを見ていると、エンブレム以外でそのブランドを象徴する共通デザインを内装にも取り込めばいいのにと思う。どこかにレクサスであることを証明する、統一感のあるアイテムをあしらえば、「そのアイテムのある空間に身を置きたい」といった所有欲も湧いてくるのではないか。ジャーマン3やボルボ、マセラティなどは、どの車種にも“らしさ”を感じさせる共通デザインを内装のどこかに忍ばせてあり、そのブランドの世界観を表現したり雰囲気を漂わせているのだ。レクサスがブランドイメージの一環として日本の伝統や匠の技をアピールしたい気持ちも分かるが、では実際にユーザーが何に興味を示し魅力を感じるかとなれば、そういうことではないような気がするのだ。個人的には全ての車種を高級クーペ「LC」の雰囲気で染めてしまえばいいのになんて考えている。

 穏やかで上品な走り

 エクステリアはレクサスを象徴するスピンドルグリルと、「L」型のデイライトが目を引く。ボディの表面を彫刻刀で削り出したような無数のプレスラインが強い陰影を生み出す。現行のレクサス車でUXだけに与えられた外観的特徴が、左右のL字リヤランプを真一文字につないだ翼形状のLEDコンビランプだ。ランプの両端を立体的なフィン形状にすることで整流効果を高めており、走行安定性の向上にも寄与しているという。

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