高論卓説

顧客情報分析に必要なもの 現場観察で描く「カスタマージャーニー」 (1/3ページ)

 通信技術やコンピューターなどの進化に伴い、大量のデータを高速に処理できる技術は驚くほど進んだ。自社で機器を購入しなくても、クラウドサービスを安価に使える。ビッグデータ解析やDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)などのデータ分析サービスも発達した。SNSや音声、画像、動画など扱えるデータの量と質は飛躍的に拡大した。(小塚裕史)

 企業はこういった環境を使い、試行錯誤しながらデータ分析や活用方法の検討を進めている。その一方で、期待していたほど成果が上がらないという声もよく聞く。個人顧客に対するマーケティング活動は、その傾向が見られる領域の一つだ。顧客の属性や嗜好(しこう)性・行動特性と、過去の購買データとの関連性を分析し、適切な商品・サービスの販売を促進する取り組みなのだが、思ったようには進まない。

 ローソンはポンタカードと連携してデータ分析を進めている。店舗のレジ機能だと、購入された商品と金額が分かっても、誰が買ったかまでは管理されない。ポンタカードを介して顧客の属性をレジで読み込み、購買データとひもづける取り組みだ。

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