≪焦点≫接点大切にする「体感型ショールーム」
「環境設計の家」を掲げて、注文住宅の販売、リフォーム事業などを展開するアエラホーム。ショールームと消費者との接点を大切にしている。
14日に埼玉県上尾市にオープンしたばかりの「大宮北店ショールーム」は、来場者への新しいアプローチ手法を備えた「体感型ショールーム」だ。
同ショールームは、アエラホームの特徴である「高気密・高断熱・高遮熱」の住宅性能を、来場者が実際に体感できる「体感ルーム」や、55インチ9面の4K大型ディスプレイを使って会社の沿革や商品の特徴、ラインナップなどをわかりやすく映像で説明している。
ショールームの建物は、コンビニエンスストアで使用されていたものを改装して出店した。アエラホームとしては初めての試みとなる。従来のように事務所棟とモデルハウスを建築して開業するのではなく、使用していた建物を生かして改装・出店するため、低コストで短期間に出店できるというメリットがある。また、今後の出店戦略の中で、直営店のほかフランチャイズ事業を拡大していく上でも、短期間で営業拠点を拡大できるプロトタイプモデルという役割も担っている。
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■アエラホーム
【本社】東京都千代田区九段南2-3-1
【設立】1984年12月
【資本金】1億円
【従業員数】310人 (2018年4月現在)
【事業内容】戸建て住宅の設計・販売、不動産事業、リフォーム事業、フランチャイズ本部運営