体操男子団体、3大会ぶりの「金」 柔道では大野将平が「金」、松本薫「銅」

リオ五輪
男子団体総合で優勝を決め、日の丸を手に笑顔の(左から)加藤凌平、白井健三、内村航平、山室光史、田中佑典=リオデジャネイロ(共同)

 リオデジャネイロ五輪大会第4日の8日、各地で競技が行われ、日本勢は体操男子団体総合で金メダルを獲得。柔道でも金メダルと銅メダルを手にし、“お家芸”が実力を発揮した。

 体操男子団体総合決勝で、内村航平、山室光史、加藤凌平、田中佑典(いずれもコナミスポーツ)、白井健三(日体大)の布陣で臨んだ日本は6種目合計で274・094点をマーク。2004年アテネ五輪以来、3大会ぶりの金メダルを獲得した。

 柔道では、男子73キロ級の大野将平(旭化成)が金メダル、女子52キロ級の松本薫(ベネシード)が銅メダルに輝いた。松本はロンドン五輪の金メダルに続き、2大会連続のメダル。

 前日に石川佳純(全農)が初戦で敗れるというショックに見舞われた卓球女子は、福原愛(ANA)が初戦を迎えた。福原はシングルス3回戦で4-0でストレート勝ちし、4回戦に進出した。

 競泳の男子200メートルバタフライでは、瀬戸大也(JSS毛呂山)と坂井聖人(早大)が準決勝に進出。女子200メートル個人メドレーでも、寺村美穂(セントラルスポーツ)と15歳の今井月(るな)=愛知・豊川高=が準決勝に進んだ。

 バレーボール女子の日本はカメルーンと対戦し、3-0でストレート勝ち。今大会初の勝利を上げ、1次リーグで1勝1敗とした。

 一方、ラグビー7人制女子の9、10位決定戦で、日本はブラジルに5-33で敗北。初の五輪は12チーム中10位という結果に終わった。(五輪速報班)

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