《再調査を行った6品目について説明する》
「ヒアリングの対象者に対しては『全責任は会社にあるので、今回のようなことを会社として是正するために事実を話して協力いただきたい』と話している。
案件ごとに個別ヒアリングしたあと、整合性があるのかを確認してる。
【霧島ポーク】
霧島ポークについて。この件については、「仕入れ先が当社に無断で産地が異なるポーク納入した」と説明している。
6月に行った調査では網にかからず問題視してなかった。規格書提出を求めていたが、仕入れ先が一向に提出しないため9月に確認したところ、「神戸のポークだ」と認めた。これを受けて取引停止処分とした。
当社の仕入れ先へのチェック体制が甘いとの指摘をいただいている。
規格書は本来加工食品の原材料を確認するためのもの。偶然に事実が判明した。
【芝エビ】
次に芝エビ。明らかに形状の異なるエビを混同するわけない、知識不足との説明で納得できないと指摘いただいた。
調理師は目の前のエビがバナメイエビだと認識していたが、小さなサイズは芝エビと表記すると認識していたという。
5千円のランチプランの一品で7品目の1皿。芝エビにしなかったことで生じた差額は50円だった。本件の販売実績は3件、人数は4人。極めて販売頻度が低かったため、宴会サービス担当者も気付かなかった。
【九条ネギ】
次に九条ネギについて。調理担当者へのヒアリングの結果、九条ネギが手に入らないときは、葉物野菜で代替していた。九条ネギが入っていたメニューは同窓会プラン13品目中1品目。この品目のメインは若鶏の照り焼きであり、九条ネギは添え野菜だった。『若鶏の変更ならばともかく、添え野菜の変更までは伝えなくても問題ないと判断した』とサービス担当者がいっている。
九条ネギを使用した場合と通常ネギを使った場合の差額は9円だった。
金額を説明しているのは、責任を軽くしようと言っているのではなく、利益をかさ上げする為ではないことをご理解いただくためご説明した。
【手作りチョコ】
このメニューはチョコレートリキュールにコーヒークリームを混ぜた一手間を「手作り」と表示していた。しかし、アルコールが苦手な客が多く、また客がピッチャーを使う手間もかかるのでソースの提供をやめた経緯がある。
また手作りチョコが商品名ではなく、補足的な説明だったこともあり、従業員は意識できていなかった。
【沖縄まーさん豚】
当社がこの沖縄豚の使用を始めたのは、山陽自動車道三木SAの直営レストラン。その後、大阪市立大学病院内のレストラン「パティオ」でも商品提供を始めた。しばらくしてSAでの商品提供が終了したが、沖縄豚の仕入れ業者が「パティオ」もいらないと認識し、他産地のものが納入されるようになったが、調理担当者は知らずに、まーさん豚だと思い続けて発注していたという。
【天ざるそば】
最後に、天ざるそば(信州)について。メニュー開発者は採用したそばのサンプルに「信州」とあったので、書いたといっていた。