エビだけではなく、牛肉でも問題は続出した。近鉄系のホテルでは、牛脂注入肉を使いながら「ビーフステーキ」とし、「加工肉」と表示していなかった。
牛脂注入肉とは、外国産の脂の少ない肉に脂肪を注入することで霜降り入りに加工された肉。国産牛の脂が注入されることが多く、安い外国産肉でも日本人の好みに合った柔らかく、おいしい肉になるという。
日本食肉協会(東京)によると、食肉専門店やスーパーで牛脂注入肉を販売する場合、「加工肉」と表示しなければならない規約があるが、外食産業では特に決まりがなく、「あいまいなまま提供されているケースは多い」(食肉関係者)との声もある。