淡路島地震の発生前に観測された現象。FM波や短波などを観測し、地震予測の可能性を探る動きにも注目が集まっている【拡大】
国広さんは「地震にともなって起きる当たり前の物理現象を追跡することでも防災に貢献できる」としたうえで、「これらの観測は一般に普及している通信機器を使えば誰でも可能であり、地震予知への努力も大切だが、地震を過度に恐れず、身近に理解することにもつながる」としている。
「情報依存のよる待機」の危険性 京大防災研究所・矢守克也教授
伊豆大島での大規模な土砂災害、先月半ば、京都府などに初めて特別警報が発令された台風18号による災害や竜巻など、災害が相次いでいる。
災害のたびに、災害情報のあり方に注目が集まる。ここで、新たに導入された災害情報の多くが「土壇場」あるいは「最終手段」に関する情報であることに注意すべきである。
「重大な災害が起こる可能性が非常に高まっています。ただちに身を守るために最善を尽くしてください」(気象庁)とされる特別警報はもちろん、伊豆大島でも出された「記録的短時間大雨情報」や「緊急地震速報」も、同じような性質をもっている。