東京都の猪瀬直樹知事(67)が医療法人徳洲会グループから現金5千万円を受け取っていた問題で、現金受領後に「まっすぐ自宅に帰った」とする猪瀬氏の説明が事実と異なることが12日、公用車の運行記録から分かった。運行記録によると、港区内に立ち寄っており、猪瀬氏側は「(港区の)個人事務所に立ち寄った」と説明を訂正した。
猪瀬氏は10日の都議会総務委員会で、昨年11月20日に議員会館の徳田毅衆院議員(42)事務所に「6時とか、6時半とか、そういう時間」に訪れ、現金を受け取った後は「まっすぐ自宅に帰ったと思う」と説明。移動手段も「タクシーを使った」と話していた。
一方、同日の運行記録によると、猪瀬氏の公用車は午後7時に誰も乗せずに都庁を出発し、同20分に港区に到着。同40分に猪瀬氏を載せて午後8時35分に自宅着となっている。
猪瀬氏側は「議員会館からタクシーで個人事務所に行き、秘書と打ち合わせをした。その後、公用車で帰宅した。記憶違いだった」と釈明した。