「110番の約束」を読み上げる児童=大阪市港区のオーク200【拡大】
「110番の日」(1月10日)に合わせ、大阪府警は9日、昨年の110番の受理状況をまとめた。総受理件数は128万8031件(前年比約1万7千件増)で過去最多。1日の平均受理件数は3529件で、24・5秒に1件のペースだった。
まとめによると、いたずらや無言電話などの110番は40万9888件(前年比127件増)で、総受理件数の3割を占めた。府警通信指令室は「いたずらや虚偽通報は犯罪になる恐れがある」と指摘。昨年12月には知人の名を挙げて「捕まえて」と告げるなど意味不明な110番を約1万5千回繰り返した堺市堺区の40代の女が偽計業務妨害容疑で逮捕されており、この事件が件数増の理由の一つとみられる。
また、「スマートフォンの(ロック解除の)パスワードを忘れた」「恋人とうまくいかない」などと緊急性のない通報も少なくないという。
一方、110番を受理してパトカーなどに指令を出してから警察官が現場に到着するまでの平均時間は、前年比で8秒遅い5分45秒だった。