福島第1中央制御室を公開 計器盤に残る原子炉水位走り書き… (2/3ページ)

2014.2.26 20:12

報道陣に公開された1、2号機中央制御室=26日午前11時57分、福島県大熊町の東京電力福島第1原発(代表撮影)

報道陣に公開された1、2号機中央制御室=26日午前11時57分、福島県大熊町の東京電力福島第1原発(代表撮影)【拡大】

  • 事故直後の福島第1原発1、2号機中央制御室。天井板がはがれ、防護服姿の社員らが2号機の操作機器の前で作業している様子がうかがえる=平成23年3月24日(東京電力提供)
  • 事故直後の福島第1原発1、2号機中央制御室=平成23年3月24日(東京電力提供)

 津波襲来時には、計器類の警報音が鳴り響くなか、次々と照明が消えていったという。今回の公開ではその状況を再現するため、5秒間だけ照明を消した。一瞬にして真っ暗に。目の前にいた別の記者の背中も見えない。津波の襲来と制御できなくなった原発、そして暗闇。恐怖感はいかばかりだったかと感じた。

 かつての修羅場と違い、今は静寂の中にある制御室。そのなかで唯一、事故を物語る証拠が計器盤に書かれていた。

 《16:40 マイナス90センチ》《16:50 マイナス120センチ》《16:55 マイナス130センチ》

 運転員が暗闇のなかで懐中電灯だけを頼りに原子炉の水位を記録したものだ。別の水位計の隣には3月11日夜から翌未明にかけ、水位が上昇していることを示す走り書きが計器盤に残されていた。

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