29日に放送終了したNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の全話平均視聴率が、関東地区で22・4%だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。NHK朝ドラで全話平均が22%を超えたのは、平成14年放送の「さくら」(23・3%)以来、11年ぶり。昨年の「あまちゃん」(20・6%)や一昨年の「梅ちゃん先生」(20・7%)、13年の「ちゅらさん」(22・2%)を上回った。
ビデオリサーチによると、最終回の平均視聴率は21・3%。全話中、最も高かったのは昨年10月16日放送回の27・3%だった。関西地区の全話平均視聴率は21・8%。
ドラマでは、大正、昭和の激動の時代を「食」の力でたくましく生きるヒロイン、め以子(杏さん)と家族たちが描かれた。
31日からは、「赤毛のアン」の翻訳者の半生を描く「花子とアン」の放送が始まった。