記者「笹井氏は内容の確認はしなかったということか」
石井委員長「2月19日前後に確認した学位論文のデータが投稿論文に使えるかどうか、という認識でいたと思う。データの内容(実験条件の違い、つくり方など)についての認識は分かりません。中身がどうか調べなくても、不正に関与しているとはならないと思っています」
記者「画像の取り違えについて、小保方氏はSTAP細胞は存在するという認識でいるのか」
石井委員長「個人的な心証を話すことになるので、調査委員会が話すべきことではないと思う。われわれは不正行為の認定、有無の確認をするのであり、小保方氏が何を考えているか推測するのは適切ではないと思う」
記者「現時点でSTAP細胞は存在すると思うか」
石井委員長「繰り返しになりますが、科学的な内容についてはもっと実験が必要です。調査委員会のミッションではない」
記者「撮り直した画像について、調査委員会はテラトーマ(細胞)の存在を実際に確認したか」
石井委員長「実験室に保存されていた、テラトーマのスライドを確認した。論文の写真に使われていたものと同じものだった」
記者「2冊の実験ノートにはどのような記載があったか」
石井委員長「内容に詳しいものはなく、断片的なものなので、テラトーマのスライドと付き合わせて実験することはできない。日付も単発的だが、そのような実験が行われていたことは推測できた。また、われわれから見たら断片的な情報だとしても、研究した本人が見れば、そこからいろいろと思い出して実験を再現できるものかもしれない」