【STAPキーマン 笹井氏会見詳報】(3)「STAP現象は最も有力な仮説」「ノート、個人差がある」 (3/4ページ)

2014.4.16 19:10

会見する笹井芳樹・理化学研究所発生・再生科学総合研究センター副センター長=16日午後、東京都千代田区(小野淳一撮影)

会見する笹井芳樹・理化学研究所発生・再生科学総合研究センター副センター長=16日午後、東京都千代田区(小野淳一撮影)【拡大】

  • 会見で謝罪、頭を下げる笹井芳樹・理化学研究所発生・再生科学総合研究センター副センター長(中央)=16日午後、東京都千代田区(小野淳一撮影)
  • 会見する笹井芳樹・理化学研究所発生・再生科学総合研究センター副センター長=16日午後、東京都千代田区(小野淳一撮影)
  • 会見する笹井芳樹・理化学研究所発生・再生科学総合研究センター副センター長=16日午後、東京都千代田区(小野淳一撮影)
  • 会見する笹井芳樹・理化学研究所発生・再生科学総合研究センター副センター長(中央)ら=16日午後、東京都千代田区(小野淳一撮影)

 笹井氏「私の研究室のやり方ではノートはもっと増えたと思う。ただ、データを(ノートに記さずに)コンピューターに入れているとすれば、アナログのノートの数は減ることになる。4、5冊という数と、実際の研究の因果関係についてコメントするのは難しい」

 --ノートを見たのか

 笹井氏「(問題発覚後、調査委から)ノートの一部のコピーを見せてもらった。非常に詳細に書かれている部分もあった」

 《笹井氏は落ち着いた様子で質問に淡々と答えていく。そして、質疑はSTAP細胞研究をめぐる笹井氏自身の立場に迫っていく。笹井氏自身も加わったSTAP細胞研究。笹井氏はその研究を「組み上げ細工」と表現した》

 --STAP現象は存在しているとの考えか

 笹井氏「もしも存在しないと思っていれば、共著者には加わっていない」

 --それは今もか

 笹井氏「(STAP細胞研究は)組み上げ細工のいくつかの部品にひびが入ってしまっている。戻して検証し直す必要がある。そうするだけの価値がある結論なので、信じる、信じないとの結論で言うべきではない、というのが科学者としての立場です」

 《高度に精密な分野を研究する科学者だからだろうか、言葉を一つ一つ慎重に選ぶ笹井氏。「つまりどうなのか」と記者が再び笹井氏の立場を確認する》

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