チリと銅鉱山開発で協力 首相、中南米でも資源外交強化 (2/2ページ)

2014.7.22 06:30

  • 日本の銅精鉱輸入量に占める各国の割合

 チリの鉱業は、生産コストの増大や銅価格の下落などといった課題を抱えており、高い技術力を持つ日本による支援が期待されている。中でも、チリ側の要望が強い生産コストや環境負荷の低減などの分野で日本が技術支援を行う案が有力だ。

 銅は電線や家電など幅広い分野で使われており、産業分野で欠かせない鉱物資源の一つ。日本国内では銅需要は減少傾向にあるものの、2020年の東京五輪に伴う建設ラッシュにより需要が増す可能性もあり、安定調達に向けた環境整備が欠かせない。

 安倍政権は資源外交に力を入れている。6日から12日に行われた安倍首相によるニュージーランド、オーストラリア、パプアニューギニアのオセアニア3カ国歴訪でも、液化天然ガス(LNG)などの確保に向けた働きかけが行われた。

 25日から行われるメキシコ、トリニダード・トバゴ、コロンビア、チリ、ブラジルの中南米5カ国訪問でも、資源確保に向けた働きかけを強化する方針だ。

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