【吉田調書抄録(2)】海水注入「テレビ会議、音声切った」「うるさい、黙っていろ、と」 (2/5ページ)

2014.8.19 11:05

福島原発海水注入

福島原発海水注入【拡大】

 〈燃料を冷やす淡水が尽き始める。通常は水につかっている燃料が露出すれば炉心溶融(メルトダウン)に至り、放射性物質が拡散する。現場では、苦肉の策として海水を投入する準備が始められた〉

 --最初の海水注入の指示は3月12日午後2時54分か

 吉田氏「書いてあるものとしては最初になるが、この日の午後から海水注入をする準備をしておきなさいということは言っております。3号機の逆洗弁ピット(くぼ地)に津波の時の海水が残っている。かなりの量があるというのを聞いて、そこから取るしかない。注水しようと最終決定したのが午後2時54分で、もともとの検討はその前にやっている」

 --海水注入はテレビ会議を通じて東電本店の人と話し合ったのか

 吉田氏「誰かに聞いたと言うより、淡水をいつまでやっていても間に合わない。だから海水を入れるしかないと腹を決めていましたので、会議で言ったかどうかは別にして消防班に海水を入れるにはどうすればいいのかと検討させた」

「本店に言ったって、逆洗弁ピットに海水がたまっているなんていう情報は…」

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