【吉田調書抄録(4)】「建屋が水素爆発するとは思わなかった」「今から思えばアホ」 (2/3ページ)

2014.8.21 14:20

 --水素が発生しているという認識は持っていたのか

 吉田氏「持っていました。ただし、格納容器の中にとどまっているので、まずは容器の圧力を下げないといけない。加圧している原因が水素であり、これをベントで逃してやらないと」

 --周辺では放射線量が相当上昇して、格納容器の中からどんどん漏洩(ろうえい)したという可能性が高かったのか

 吉田氏「高いですね」

 今思えばアホだけど

 --水素爆発が意外だったというのは何か変ではないか

 吉田氏「格納容器の爆発をすごく気にしていたわけです。今から思えばアホなんですけど、水素が建屋にたまるという思いがいたっていない。今回の大反省だと思っているけれども、思い込みがあって、あそこが爆発すると思っていなかった。所長としては何とも言えないですけれども」

 --徹底的に考えないと

 吉田氏「今回のものを設計にどう生かすかという所が一番重要だと思っている。これからこの国が原子力を続けられるかどうか知りませんけれども、続けられるとすればそうですね」

 --爆発で損傷状況はどうなのか

 吉田氏「作業をしていた人間が上がってきて、破片やがれきなどいろんなものが飛び散ってきていますと。電源車が使えなくなったという話もきて、消防車も注水が一時できないような状態になっている」

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