【朝日新聞会見詳報(8)】問題拡大の原因は…「記者の思い込み、チェック不足が重なった」木村社長 (4/5ページ)

2014.9.11 22:35

木村伊量社長の会見には多くの報道陣が詰めかけた=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)

木村伊量社長の会見には多くの報道陣が詰めかけた=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)【拡大】

  • 会見した木村伊量社長(中央)、杉浦信之取締役編集担当(右)ら=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)
  • 会見した木村伊量社長=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)
  • 会見した木村伊量社長=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)

 記者「第三者委員会とか人権委員会でやるのもいいが、この問題というのは上から考えてこういうことなんだ、ということでなく、なぜこういうことになったのだろうと、そういうところから考えないと直らないのではないか」

 杉浦取締役「吉田調書の問題については、まずは朝日新聞自ら、全社の中から検証を、問題の原因がなんだったのかという議論をやろうとしています。次の編集担当、現在の局長とともに話を進めているところです。朝日は福島第1原発事故の後、『原発とメディア』という連載もしています。そういった蓄積を生かしながら、今回の問題についてもどういった問題があったのか検証していきたい」

 記者「2点あります。吉田調書報道について、週刊誌への抗議文を撤回するということだった。朝日新聞の紙面を通じて、雑誌に抗議した事実を記事として掲載していたが、こうした記事も撤回するんですか。社長は『記者の思い込み』などと言っていたが、具体的にどういうことですか」

杉浦取締役「記者の思い込みというのは…」

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