「島が乗っ取られる」中国密漁船に囲まれる小笠原…ゴミを投げ捨て生態系破壊 (4/4ページ)

2014.11.14 08:35

海上保安庁の巡視船「するが」を前に、サンゴ密漁用とみられる網を引き上げる中国漁船の乗組員=9日午前、小笠原諸島・父島南の領海内(大山文兄撮影)

海上保安庁の巡視船「するが」を前に、サンゴ密漁用とみられる網を引き上げる中国漁船の乗組員=9日午前、小笠原諸島・父島南の領海内(大山文兄撮影)【拡大】

  • 領海内から逃走を図る中国漁船。偽装のためか、船首には日の丸が掲げられていた=9日午前、小笠原諸島・父島南の領海内
  • サンゴを密漁中の中国漁船(手前)は黒煙をはきながら、海上保安庁の巡視船「するが」から逃走した=9日午前、小笠原村父島南の領海内(大山文兄撮影)

 密漁は取り締まりが難しいとされる。魚やサンゴなどはどこで獲ったものなのかを立証するのが難しく、現場を押えるのが唯一の摘発手段だからだ。だが、中国漁船もレーダーなどを備え、向かってくる巡視船は船影などで確認できて逃げてしまうケースが多い。

 結局、中国漁船の違法操業に歯止めはかからず、目の前でサンゴが根こそぎ奪われていく。石井さんは海を前につぶやいた。

 「最近、ここは本当に日本の領海なのかと思う。このままでは中国の海になってしまう」(森本充)

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