【大学発 日本 人と技術】日本を支える研究活動と技術開発(2-2) (2/6ページ)

2014.12.17 05:00

 ■高分子材料の改良と応用で新しい製品づくりを目指す

 〈大阪工業大学〉

 高分子材料化学は、まさにものづくりのコアにある研究である。工学部応用化学科の高分子材料化学研究室では、プラスチックや合成ゴムなどの高分子素材の特徴を生かして、何にでもよくくっつく接着剤や粘着テープ、強くて壊れないハイブリッド材料をつくるための基本的な技術の研究を行っている。自動車づくりから文化財保存までのさまざまな分野への応用を図ることで、人々の暮らしと産業の未来を変える研究である。

 ■声のトーンを解析、ヒトと対話が可能なシステム開発

 〈大阪工業大学〉

 人間は相手の「発話」に含まれる声のトーンから感情を感じながら対話を行う。例えば「ボーリング行こう」と話しかけたとき、相手が「ボウリングかぁ」と発話したら、それが楽しそうであれば「行こう」、戸惑っているようであれば「嫌だ」と受け取れる。こうした違いを正確に読み取り、また自分の発話にも適切な感情を載せることで、人間と自然に対話していくシステムを情報科学部情報メディア学科の音声・音楽情報処理研究室では開発している。

 ■インパクトある発表が評価、「近赤外フォーラム」で受賞

  〈大阪電気通信大学〉

 筑波大学で開催された「第30回記念近赤外フォーラム」(11月26日~28日)で、奥嶋厚次さん(工学部基礎理工学科4年生)が「Student Travel Award」を受賞した。この賞は学生による研究発表の中でインパクトのあるものに授与されるもの。発表内容は「水に有機化合物を添加したときのOH伸縮振動第一倍音の変化」(研究者=奥嶋厚次、森田成昭・工学部基礎理工学科准教授)。

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