今回の中継でも「大人っぽくかっこいい伝え方も考えた」といい、リハーサルでは声のトーンを変えた“実験”も行ったが、本番はあえて地声で挑んだ。
「はやぶさ2は、気象衛星などに比べて小惑星まで到達する方法など技術的に難しい説明も多い。声のトーンを気にしていると伝えることに集中できないと思いました」
さらに、本番では言葉を区切ってゆっくりと伝えることを心がけた。「はやぶさ2は小さな子供にも人気が高いので、一緒に聞いたお母さんが説明できるよう、声だけで文字が思い浮かぶよう工夫した」結果だという。
「そこそこきれいな打ち上げ」発言にツッコミも
嶋根さんは東京理科大学4年のときに派遣されたJAXA相模原キャンパスで、宇宙開発に興味を持った。進学した東大大学院でも宇宙工学に関する分野を学んだ筋金入りの“リケジョ”だ。JAXAに就職し、最初の3年間は種子島宇宙センターで管制官として働いた。