ほかにも、登場人物にちなんだブレードやマフラーを再現した展示や、戦いのシーンをプロジェクションマッピングで立体的に見せるなど、作品の世界観を全身で味わうことに主眼を置いた内容が目立っている。同展を発案した担当編集者の川窪慎太郎さんは「見て、触って聞いて、体全体で体感できる『進撃の巨人』の新たな一面を見てほしい」と話す。
作品の原画のほか、作者である諫山さんのルーツをたどる展示も。怪獣と巨人の戦いらしきものを描いた幼い頃のスケッチブック、段ボールにクレヨンで描いたモンスター…。子供の頃から巨大な生きものへの興味は尽きなかったようだ。
諫山さんは大分県の北西部、日田市で生まれ育った。日田市は四方を山に囲まれた盆地で、壁に囲まれた街とどこか似ている。登場人物の言葉には、故郷の方言も反映されている。