【電力考】原発 「政治・経済条項」が「真の安全条項」 (1/3ページ)

2015.2.16 05:00

石川和男氏

石川和男氏【拡大】

  • 東北電力東通原発の敷地内断層に関する原子力規制委の有識者調査団の会合=2014年12月22日、東京都港区

 □石川和男・NPO法人社会保障経済研究所代表

 国の原子力規制委員会・規制庁など原子力発電の安全に係る行政組織は、9月までに見直される予定だ。これに関する検討は、自民党「原子力規制に関するプロジェクトチーム(PT)」(座長・吉野正芳議員)で始まっている。だが、このPTは、規制委・規制庁などによる行政が大きな隘路(あいろ)に嵌(はま)っている現状を作った原因者である。

 私としては昨年10月に検討を始めた自民党「原子力政策・需給問題等調査会」(会長・額賀福志郎議員)と、その下の「原子力政策小委員会」(委員長・森英介議員)に、原子力規制改革への先導役を担うことを切に期待したい。その際、見直しの基本思想となっている「より国際的な基準に合致するものとなる」ことが肝要だろう。

 ◆安全に動かすを再認識

 今、最も必要なことは、原発関連で十分な安全投資を行えるようにするための「原子力発電の正常化」と「原子力規制の適正化」だ。今回の見直しで強く求めたいのは、規制委・規制庁の任務が『原発を動かさないことではなく、原発を安全に動かすこと』であることを再認識するとともに、それを大前提とした次の5項目に係る原子力規制改革だ。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。