植林木から製紙、自然林伐採ゼロ実現 APPJ・木下真社長に聞く (3/3ページ)

2015.3.9 05:18

 --日本発でメッセージを発信した

 「APPは世界有数の製紙会社に成長したが、日本での認知度は高くない。日本は環境への感度が高いので、認知度向上には環境保護に熱心で資源循環型経営に意欲的に取り組んでいることを発信する必要がある。植林木成長サイクルに代表されるAPPコンセプトを分かりやすく統一して発信したいと考え、森林伐採ゼロを意味する『Zero Deforestation』をつくった」

 --APPJの課題は

 「ビジネスを伸ばすとともに、社会や消費者に認められる企業になること。そのためにはビジネスの拡大と社会・環境への貢献の両立が大事だ。また植林木をベースとする資源循環型経営はAPPだけのビジネスモデルではない。日本の製紙会社・関連会社も賛同してほしいし、メッセージも使ってほしい」

                  ◇

【プロフィル】木下真

 きのした・まこと 京大農卒。1989年味の素入社。2008年ブラジル現地法人に赴任し取締役、12年から日本本社で海外現地法人の統括を担う。14年11月から現職。福岡県出身。49歳。

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