フランス映画「奇跡のひとマリーとマルグリット」のチャリティー試写会参加のため、会場に到着された秋篠宮妃紀子さまと次女の佳子さま=19日夜、東京都千代田区の有楽町朝日ホール(代表撮影)【拡大】
秋篠宮妃紀子さまと次女の佳子さまは19日、東京都千代田区の有楽町朝日ホールで開かれた映画「奇跡のひと マリーとマルグリット」のチャリティー試写会を鑑賞された。
この映画は、目と耳が不自由な少女マリーが修道院に預けられ、不治の病を抱えた修道女マルグリットと衝突しながら手話を教わり、成長していく物語。19世紀末にフランスであった実話が基になっている。
試写会は全国盲ろう者協会が後援。紀子さまと佳子さまは公務などを通じて手話などへの理解が深く、試写会後には同協会理事の福島智さんらと点字通訳などを介して懇談された。
試写会関係者によると、佳子さまは同じく多重障害を抱えていたヘレン・ケラーにも興味を持ち、今回の試写会を楽しみにされていた。懇談の場では「ヘレン・ケラーの物語と違うのは命の問題を描いているところですね」などと話されていたという。
紀子さまと佳子さまは宮内庁を通じて募金もされたという。