また木質バイオマス発電所は、その燃料に石炭よりも塩分やカリウムが多く含まれるため、石炭火力発電所よりも設備へのダメージが多く、いかに補修費を少なく設備を安定させるかも課題です。
建築廃材には、金属片や合成木材など木質バイオマス以外の異物混入があり、それらに起因する機械トラブルもあります。燃料中の異物管理や除去設備の工夫が必要です。はやりではなく、長期的に森林資源保全と発電事業が共存できる形にしていくことが期待されます。
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【プロフィル】松本真由美
まつもと・まゆみ 東京大学教養学部客員准教授(環境エネルギー科学特別部門)。上智大学在学中からテレビ朝日のニュース番組に出演。NHK-BS1ワールドニュースキャスターなどを務める。環境コミュニケーション、環境とエネルギーの視点から持続可能な社会のあり方を研究する傍ら、シンポジウムのコーディネーターや講演、執筆活動などを行っている。NPO法人国際環境経済研究所(IEEI)理事。