アースシェイカーがタイ・バンコクで行った初ライブでは中高年層のファンの姿も目立った=今月7日【拡大】
会場の確保と、音響および照明機器の確保に走り回ったシステムエンジニアの濤川憲紀(なみかわ・のりとし)さん(58)もそうした一人。ギターやドラムのスティックなどはメンバー自身が持ち寄るとしても、音響機器やドラム本体、照明機器などはタイ側で用意しなければならない。
ところが、プロ仕様の機材をレンタルしてくれる業者がなかなか見つからない。「タイに来るのは、80年代に日本武道館を満席にしたプロフェッショナルたち。初めて生演奏を目にするタイ人客のためにも、いい加減な機材では申し訳ない」と濤川さん。数十軒もの施設を回り、ようやく当日に間に合わせた。
新市場浸透の好機
アースシェイカーの公演から1週間後。今度は、ドラマ「西遊記」やアニメ「銀河鉄道999」の主題歌などで大ヒットを飛ばしたゴダイゴのメンバーがバンコクを訪れ、タイでは初めて、30年ぶりの海外公演を行った。