関西大学の学生らのプロデュースのユニーク結婚式「大阪上等ウエディング」が今月、大阪市城東区の関目商店街で開かれた。お好み焼きにコテを入れ「ケーキ入刀」の代わりにするなど大阪らしいコテコテの演出でカップルの門出を祝った。シャッター通り化する商店街が増えるなか、関大の学生は4年前からこの商店街を盛り上げるイベントを仕掛けている。商店街と関大をつないだのは11月に急逝した大阪商工会議所の佐藤茂雄会頭=京阪電気鉄道最高顧問=だった。(中島高幸)
商店街みんなで祝福
「おめでとう」
12月5日、関目商店街に特設された“結婚式会場”に祝福の声があふれた。
今年2月に続く2回目の「大阪上等ウエディング」に臨んだのは、近くに住む弁護士の安田有次郎さん(36)と荒川奈津子さん(35)。地元で育った安田さんは関目商店街の駄菓子店によく通っていたことから人生の門出の場に選んだという。
企画・進行は、関大政策創造学部で政策の立案やまちづくり政策について研究する深井麗雄非常勤講師のゼミ生らが担当。安田さんの職業にちなんで裁判風に進行。検察官役の参列者が「将来性や愛情に疑問がある」と“指弾”したが、裁判長役として登場した城東区の奥野隆司区長が「地元や新婦に対する愛情は相当強い。結婚許可の結論となった」と判決し、人前式の立会人代表となった。