死去したプロレスラーのハヤブサさん(2014年09月03日、野村成次撮影)【拡大】
プロレスラーのハヤブサ(本名・江崎英治=えざき・えいじ)さんが3日、くも膜下出血のため死去したことが4日、分かった。47歳だった。同日、所属事務所が発表した。
通夜・告別式は近親者で執り行い、後日、「ハヤブサを偲ぶ会」を開催する予定。
ハヤブサさんは、華麗な空中殺法を得意とするマスクマンレスラーとして、大仁田厚さんがエースだった団体「FMW」で人気を博した。その後、全日本プロレスなどのメジャー団体にも出場した。
平成13年10月の試合中、得意技の一つ、「ラ・ブファドーラ」(セカンドロープから後方宙返りしながらのボディープレス)を失敗し、頚椎損傷の重傷を負った。一時は全身不随となったが、懸命にリハビリを続け、最近ではつえをつきながらも自力で歩けるまでに回復していた。
車いす生活のまま、講演会やシンガーソングライターとして、ライブや舞台出演のほか、執筆、イラスト制作など幅広い活動を行っており、プロレスへの復帰も諦めていなかった。