政治資金の「公私混同」疑惑について、弁護士の調査結果を公表した東京都の舛添要一知事(右)。注目の調査結果に、大勢の記者やカメラマンが集まった=6日午後、東京都新宿区(早坂洋祐撮影)【拡大】
佐々木氏「書については趣味と実益を兼ね備えたものといえます。点数、金額ともに多すぎる感は否めませんが、不適切でもないし違法でもないと考えております。中国の要人を歓待するときに使用されているものもありますし、そうした様子を写した写真も残されております。舛添氏は築地大橋の親柱にも揮毫(きごう)をしています。一面においては趣味ですが、一面においては政治活動にもなっており、不適切とも違法とも言えないとのこと。妥当性は相当低いが、違法ではないといえます」
《政治資金をめぐって特に注目を集めた使途の一つが、似顔絵入りまんじゅうだ。調査結果によると、資金管理団体「グローバルネットワーク研究会」(解散)と「泰山会」は「東京世界一。黒糖まんじゅう」計33ケースを計約36万円で購入。調査報告書は、まんじゅうを政治資金パーティーの出席者や外国の要人、親しい国会議員などに記念品として渡していたことから「政治資金を用いてまんじゅうを購入したことは違法でもなく、不適切ともいえない」とした》
佐々木氏「また、湯河原町内の総合ディスカウントストアで購入した物品についてです。こちらの店舗では東京都内より2~3割安く購入できるということで、ものによっては半額程度のものもあり、経費節減のため茶葉などの日常品を購入し、事務所で使っていたということです。下着やパジャマを購入したことも事実ですが、これは私費から出しており公私混同はしていないということであります」