子宮頸がんワクチンで一斉提訴 「もう耐えられない」「元の体に戻して」と原告の女子高生ら (2/2ページ)

提訴のため車椅子で大阪地裁に入る原告=27日午後、大阪市北区の大阪地裁
提訴のため車椅子で大阪地裁に入る原告=27日午後、大阪市北区の大阪地裁【拡大】

 だが、中学3年の冬頃には朝になっても起きられず学校に行けなくなった。高校には何とか2カ月ほど通ったが、全身の痛みなど症状が重くなり、入退院を繰り返すようになった。

 十数カ所の医療機関を受診した末の昨年2月、ワクチンの副反応の疑いがあると診断されたものの、根本的な治療方法はなく、高校にもほとんど通学できていない。

 記憶障害もあり、母親を認識できなくなったことも。この日の会見中には直前の質問が分からなくなり、同席の弁護士に問いかける場面もあった。多岐にわたる症状を説明しながら「耐えられないんです」と語気を強めた。

 将来の夢は看護師。「がんばってみよう」と自らを奮い立たせるが、今の状態を考えると悲観的になる。「まずは学校へ行きたい」と切々と語った。