
素材も漬け方もさまざまなキムチ(韓国観光公社提供)【拡大】
韓国におけるタクアンについては少々説明がいる。飲食店でうどんや韓国風のり巻き、オムライス、トンカツなどを頼むと、キムチとともにタクアンが出てくる。韓国人にとってキムチに次いでポピュラーな漬け物かもしれない。かつて「タクアン」と日本語で言ったが、今は「タンムジ」と韓国語化している。
「キムチがなくても暮らせる」とさらに上を行く回答をしたのは、3年にわたる日本生活の経験があるレストラン職員の女性で、ソウル市の石杞晶(ソク・キジョン)さん(24)だ。「韓国でもキムチが嫌いな人は多い。好きが7、嫌いが3くらいでは」
石さんは日本時代の3年間、ほとんどキムチを食べず、生姜漬けのガリをキムチの代わりに食べてしのいだという。「ほしかったけど、なかったから。日本のスーパーのはまずいし」と思い出す。現在は韓国で暮らしているが、本国のキムチも「中国産が多く、まずい」と不満を述べた。
若者は3食のうち1食でキムチを食べるとの回答が目立ったが、年配の人を中心に3食とも食べるという声も多かった。京都の大学に留学中の男子学生、朴仁英(パク・イニョン)さん(19)は「韓国では3食キムチだった。日本では外食のときは仕方ないけど、家では持ってきたキムチを食べている」と話した。
白米摂取量も17%減…コンビニで簡単に
韓国保健福祉省が毎年調査を実施している国民健康統計で、キムチの中で最も一般的な白菜キムチの摂取量は1日1人あたりで、2009年は79・5グラムだったが、2014年は62・5グラムと5年の間に21%も減少している。