
築造1400年を迎えた「狭山池」を題材にした大阪狭山市のマンホールのふた。こんなマンホールが道路のいたるところにあれば楽しそう【拡大】
「『下水道の役割を国民の皆さんに知ってもらおう』というのが、このカードが生まれた理由なんです」と「下水道広報プラットホーム」(事務局=東京都千代田区、GKP)でカードの企画・運営を担当する山田秀人さん(41)は説明する。
下水道は欠かせないライフラインのひとつ。にもかかわらず「汚い」などの悪い言葉がつきまとう。そんなイメージの払拭のために平成24年、下水道を所管する国土交通省や民間企業などでつくる任意団体のGKPが設立された。
道路上で使用されている日本各地のマンホールのふたのデザインは約1万2千種類にのぼる。山田さんは「日本が世界に誇ることのできる『路上の文化物』で、まさにアート作品」と力説する。
そうした魅力を詰め込んで今年4月に登場したカード。第1弾は「日本を代表するデザイン」をコンセプトに富士山をメインにすえた静岡県富士市、桃太郎と3匹のお供たちが登場する岡山市など30種類、10万枚が発行された。
その後、8月には第2弾として44種類が登場。このときは「うちもやりたい」と手を挙げた自治体が参加した。