大迷惑!レンタサイクルで暴走する中国人観光客 マナー悪く、逆ギレ当たり前? (3/7ページ)

ヤマト観光レンタサイクルでは電動アシスト自転車も貸し出しており、外国人に人気だ=奈良市
ヤマト観光レンタサイクルでは電動アシスト自転車も貸し出しており、外国人に人気だ=奈良市【拡大】

  • 奈良県警奈良署が商店街やレンタサイクルショップに配布している「歩行者と自転車の交通安全ガイド」。英語版と中国語版がある
  • 「自転車かごにはビニールに入ったおむつまで捨てられている」と話すヤマト観光レンタサイクルの花房真彦さん=奈良市
  • 近鉄奈良駅周辺をレンタサイクルで周遊する外国人とみられる観光客。歩道を猛スピードで走ったり、道幅いっぱいに横並びで走行したりするグループもいる=奈良市

 「注意しない歩行者が悪い」

 記者は中国・上海で6年間生活していたが、奈良を爆走する中国人観光客の姿を見ると、思い当たることがある。

 上海は、朝夕の通勤通学ラッシュ時は車が渋滞するためか、ある程度の距離までなら自転車を使う市民が多かった。車道の脇に自転車道が設置されている道路もあったが、ラッシュ時は自転車やバイクが所狭しと並走、車の前を平然と走行する自転車もあった。

 敷地面積が167万平方メートルと広大な上海大学では、学内の移動には自転車が必須だった。だが、「歩行者優先」という発想はなく、人通りの多い時間帯でも猛スピードで走る自転車が多かった。歩いていて、「当心!当心!(気をつけて)」と叫びながら近づいてきた自転車にぶつけられたことも何度かあった。

 しかも、ぶつけた方が「気をつけろよ」と怒るのが普通で、謝罪されたことはなかった。電動アシスト自転車やバイクで歩道を走行する“不届き者”も多く、追突されて思わずうずくまると、「注意しないで歩いているお前が悪い」と罵(ののし)られた。

上海では多少の接触ならそのまま通行する人が大半だった