
お披露目された案内や清掃をするロボット=14日午前、羽田空港【拡大】
羽田空港で案内や清掃をするロボットの実証実験が始まるのを前に、公募で選ばれた17体のうち15体が14日、お披露目された。日本の空の玄関口で最先端ロボットを活躍させることで、年間7千万人を超す利用客へのサービス向上につなげ、日本の技術力をアピールしたい考え。
実験場となる第2ターミナルビル南側の出発ロビーには、人型や大型の掃除機のようなものなど、さまざまな形と色のロボットが並んだ。
赤い台車型の「CarriRo」は作業員を自動で追尾する機能で商品搬入をサポートする。「UNI-CUBβ」は、座って進みたい方向に体を傾けるだけで動く、椅子型のロボットだ。
実証実験は、ターミナルビルを管理・運営する日本空港ビルデングが企画。15日からロボットを順次登場させ、利用客や従業員の意見を集める。